フロントエンドエンジニアについて今日は紹介するよ!
- フロントエンドエンジニアって?
- フロントエンドエンジニアの仕事内容って?
- フロントエンドエンジニアの年収は?
- フロントエンドエンジニアの今後は?
などの疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています!
この記事では、現役のエンジニアがフロントエンドエンジニアの仕事内容や今後の将来性、フロントエンジニアになる方法について解説します!
記事を読めば、フロントエンドエンジニアの仕事内容やスキルについて理解できますよ!
それでは、見てみましょう!
- フロントエンドエンジニアに興味がある人
- フロントエンドエンジニアに必要なスキルを知りたい人
- フロントエンドエンジニアになる方法を知りたい人
目次
フロントエンドエンジニアの仕事内容とは
フロントエンドエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションの「見た目」や「動き」を組み立てるエンジニアです。
WebサイトやWebアプリケーションの「見た目」をUI(ユーザーインターフェース)と呼びます。
UI(ユーザーインターフェース)とは、私たちがWebサイトで触れる部分のこと言います。
例えば、ボタンや画像、文字、アイコン、などですね。ユーザーが触れる全ての部品はUIであり、フロントエンドエンジニアはこの部品を作る役割をします。
ショッピングサイトを見ると、商品やカート、メニュー、検索などがありますよね。これらをフロントエンドエンジニアが実装します。
引用元: zozotown
では、WebサイトやWebアプリケーションの「動き」とは何でしょうか。
例えば、ショッピングサイトで商品をカートに入れて、「購入ボタン」を押します。すると、決済処理がされて画面が移りますよね。
この一連の流れがWebアプリケーションの「動き」です。
この「動き」をフロントエンドエンジニアは実装します。具体的には、JavaScriptというプログラミング言語を使ってプログラムを組みます。
また、「お気に入りボタン」を押してアイコンが赤くなったりするアニメーションも「動き」の一つです。
引用元: zozotown
このような「見た目(UI)」や「動き」を実装するのがフロントエンドエンジニアの業務内容となります。
最近では、フロントエンジニアの仕事は多岐に渡るので、これ以外にも次のような業務が含まれます。
- SEOの内部最適化
- パフォーマンスの最適化
- レスポンシブ対応
- インタラクティブなデザインを実装する
- ユーザビリティの高いWebサイトを実装する
- Node.jsを使ってSSRを実装する
まとめると、フロントエンドエンジニアの仕事は「JavaScriptを使って、WebサイトのUIや動き、アニメーションを実装する」ことになります。
フロントエンドエンジニアに必要なスキルとは
フロントエンドエンジニアが必要なスキルは次の通りです。
- JavaScript
- TypeScript
- モダンなフレームワーク(React、Vue.js、Angular)
- HTML&CSS
- シングルページアプリケーション(SPA)の知識
JavaScript
JavaScriptとは、Webサイトに動きをつけるためのプログラミング言語です。Webブラウザで動作し、フロントエンドエンジニアが主に使うプログラミング言語です。
Webブラウザとは、私たちがインターネットで検索するときに使うChrome(クローム)、Safari(サファリ)やMicrosoft Edge(マイクロソフト・エッジ)などのことを言います。JavaScriptはこのWebブラウザ上で動作します。
しかし、近年、JavaScriptや周辺の技術は大きな進化を遂げて、Webアプリケーション以外にも活用させることができるようになりました。
例えば、Webアプリケーション開発以外にも
- スマホアプリの開発
- Chrome、Firefoxの拡張機能の開発
- サーバーサイドの開発
などの開発ができます。
JavaScriptは非常に人気の高いプログラミング言語です。
StackOverflowという海外のサイトで、人気テクノロジーのランキングでJavaScriptは1位になりました。
引用元:https://insights.stackoverflow.com/survey/2020#technology-programming-scripting-and-markup-languages
JavaScriptは多くの企業で使われています。そのため、JavaScriptを使えるフロントエンジニアエンジニアの需要も高いです。
TypeScript
TypeScriptとは、マイクロソフト社が開発しているプログラミング言語です。基本的な文法はJavaScriptで作られています。
違いは、「型を定義できる」という点です。
「型を定義できる」と言われても意味がわからないですよね。
簡単に言うと、「より安全にプログラミングができる仕組み」が備わっているということです。
JavaScriptでは検知できないエラーやバグの原因をTypeScriptでは検知できます。
近年、TypeScriptはフロントエンドエンジニアの間で使われるようになりました。これからフロントエンドエンジニアを目指す人はTypeScriptも視野に入れるといいでしょう。
まとめると、TypeScriptはJavaScriptをより安全にしたプログラミング言語ということです。
モダンなフレームワーク(React、Vue.js、Angular)
フロントエンドエンジニアの間で必須になっている技術は、「React」「Vue.js」「Angular」などのモダンなフレームワークです。
フレームワークとは、開発しやすいように改良されたツールです。
「React」「Vue.js」「Angular」はJavaScriptをベースに作られています。昨今のフロントエンド開発では、必須になる技術です。
フレームワークの進化は著しく、毎年仕様が変わります。フロントエンドエンジニアはこの変化に柔軟に対応していかなければなりません。
大変そうに聞こえるかもしれませんが、新しい技術を学ぶのはエンジニアのやりがいでもあります。実際に、私はたくさんの技術に触れてきましたが、新しいことはワクワクしますし、楽しいですよ。
このような新しい技術を学べるのは、フロントエンドエンジニアの醍醐味です。
HTML&CSS
「HTML」とはWebサイトの構造をつくるためのマークアップ言語です。
Webサイトの見た目(UI)は、この「HTML」をもとに作られています。
例えば、「閉じる」ボタンは、次のように書くことができます。
<button>閉じる</button>
このようなHTMLを書くことによって、Webサイトで次のように表示されます。
「CSS」はWebサイトのデザインを整えるための言語です。
例えば、「閉じる」ボタンを「青色」にすると次のようになります。
button{
background-color: blue;
}
このように、CSSを使うとボタンの背景を変えることができます。
シングルページアプリケーション(SPA)の知識
シングルページアプリケーション(SPA)とは、一つのページでコンテンツの中身を変える技術です。
通常のWebサイトだと、リンクをクリックすればページがリロード(読み込み)されて新しいコンテンツが表示されます。
- リンクをクリック
- 画面がリロードされる
- 次のページが表示される
しかし、シングルページアプリケーション(SPA)の場合は「2.画面がリロードされる」が省略されて次のページが表示されます。
- リンクをクリック
- 次のページが表示される
なぜシングルページアプリケーション(SPA)が使われるようになったかと言うと、次のような問題点があったためです。
- リンクをクリックしたあと、次のページが表示されるのが遅い
- ユーザーはリロードされるまで待たないといけないので、ユーザービリティが低くなる
これらの問題を解決するために、シングルページアプリケーション(SPA)というアーキテクチャが生まれました。
シングルページアプリケーション(SPA)では、次のようなメリットが得られます。
- 高速な画面遷移が可能
- ユーザー体験が大幅に改善される
シングルページアプリケーション(SPA)は、前述した「モダンなフレームワーク(React、Vue.js、Angular)」によって実装されます。
そのため、フロントエンドエンジニアはシングルページアプリケーション(SPA)の実装や知識が必須となるわけです。
また、その他にもサーバーサイドレンダリング(SSR)というアーキテクチャも注目を浴びています。
多くの企業がシングルページアプリケーション(SPA)やサーバーサイドレンダリング(SSR)などの技術を採用しつつあるので、これからフロントエンドエンジニアを目指す人はチェックしておきましょう!
フロントエンドエンジニアの年収は?
フロントエンドエンジニアの年収は、どのくらいでしょうか。フロントエンドエンジニアを目指す人は気になるところでしょう。
転職支援サービスなどを見ると、フロントエンドエンジニアの年収は400〜700万円程度とされています。
実際に、「求人ボックス給料ナビ」によると、平均年収は「527万円」となっています。
引用元: 求人ボックス給料ナビ
平均年収と比べると、高い傾向ですね。
私の経験上、このぐらいかと思います。実際に、スキルの高いフロントエンドエンジニアはもっと貰っている人がいます。
エンジニアは作ってナンボの世界なので、スキル次第ではもっと高い年収を狙うことも可能です。
フロントエンドエンジニアの今後の将来性は?
フロントエンドエンジニアは今後も活躍が期待される職種です。
なぜなら、フロントエンド周りの技術の進歩は著しいので、これからも企業はフロントエンドエンジニアを必要とするからです。
様々な求人サイトでもフロントエンドエンジニアの需要が高いのがわかります。実際に、フロントエンドエンジニアを探している企業はたくさんいます。
私はフリーランスエンジニアとして働いていますが、フロントエンドエンジニア案件の仕事は多いです。
JavaScriptの人気が高いということは、その分フロントエンドエンジニアの仕事が多いということです。
これからフロントエンドエンジニアを目指す人は、上記で挙げたスキルを参考にして、プログラミングを始めてみましょう。そして、新しい技術を常にキャッチアップしていけばエンジニアの価値を高め続けられます!
フロントエンドエンジニアになるためには
フロントエンドエンジニアになるためには、上記であげたスキルを身につける必要があります。
- JavaScript
- TypeScript
- モダンなフレームワーク(React、Vue.js、Angular)
- HTML&CSS
- シングルページアプリケーション(SPA)の知識
特に、「JavaScript」は必須です。
「JavaScript」は独学でも習得可能です。
まずは基礎を習得するために、プログラミング学習サイトや本を見て、実際にコードを書いてみましょう。
コードを書いて動きを確認することで、仕組みを理解できます。
Progateなどのプログラミング学習サイトを活用すれば、簡単にプログラミングを始められますよ!「JavaScript」や「React」を学べるので試してみてください!
次に実践として、ポートフォリオやWebアプリケーションを作りましょう。
アウトプットすることでプログラミングをより理解できます。基礎ではインプットをして、実践ではアウトプットすることで効率的にプログラミングを習得できます。
Webエンジニアになるための具体的なステップは次の記事に解説しているので、参考にしてくださいね!
フロントエンドエンジニアのポートフォリオの作り方は
フロントエンドエンジニアになるためには、プログラミングの基礎と実践を学ぶ必要があります。
実践学習の一環として、ポートフォリオは持っておいた方がいいです。
なぜなら、ポートフォリオを持っていると
- 就職・転職で有利
- アウトプット学習で爆速で成長できる
- 将来の資産になる
- フリーランスになるときも有利
などのメリットがあるからです。
フロントエンドエンジニアのポートフォリオの作り方はこちらでまとめています。具体的な方法があるのでチェックしておきましょう!
最短でフロントエンドエンジニアになりたい人は
最短でフロントエンドエンジニアを目指すひとは、プログラミングスクールに行きましょう!
独学でも「JavaScript」を勉強できますが、実践的なスキルをつけるにはプログラミングスクールの方が効率的です。
なぜなら、プログラミングスクールだと実践的な課題をやったり、プロのエンジニア講師にいつでも質問できるので独学よりも早く習得できます。
初心者の頃は、エラーに遭遇すると挫折しやすいです。プロに教わった方が自分で調べるより遥かに効率的です。
例えば、TechAcademyのフロントエンドコースならフロントエンドエンジニアで必要な技術を身につけられます。
すぐにフロントエンドエンジニアとして働きたい方は検討してくださいね!
まとめ
この記事では、フロントエンドエンジニアについてまとめました。
フロントエンドエンジニアは今後の将来性も高く、需要の高い職種です。フロントエンドエンジニアに転職して、スキルアップすれば高収入も狙えるでしょう。
フロントエンドエンジニアを目指す人は、まずはプログラミング学習を始めてください。
JavaScriptやHTMLの使い方を知ると、フロントエンドエンジニアの業務をより理解できますよ!
皆さんがエンジニアになれるのを応援しています!