プログラミングとは?初心者向けにわかりやすく解説!

プログラミングとは何かについて今日は紹介するよ!

  • プログラミングとは?
  • プログラミングで何ができるの?
  • プログラミング言語って?
  • プログラミングに必要なものは?
  • プログラミングはどうやって勉強すればいい?

などの疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています!

プログラミングとは「コンピュータに命令を送って、プログラムを作ること」です。

しかし、いきなりそんなこと言われても、初心者の人は全然わかりませんよね。

この記事では、現役のフリーランスエンジニアが初心者の人のために

  • プログラミングとは
  • プログラミングの基礎知識
  • プログラミングで何ができるのか
  • プログラミング言語
  • プログラミングの勉強法

などについて解説します!

IT・Webエンジニアの需要に伴い、プログラミングを学びたい人が増えてきました。そして、2020年から小学校でもプログラミングが必修になります。

プログラミングはこれからの時代に役立つツールになります!今のうちにプログラミングを勉強して、上手に使いこなしていきましょう。

記事を読み終えたら、プログラミングの理解が深まりますよ!

それでは、見てみてましょう!

こんな人におすすめ
  • プログラミングに興味がある人
  • プログラミングの勉強方法について知りたい人

プログラミングとは

プログラミングとは「コンピュータに命令を送って、プログラムを作ること」です。

もう少しわかりやすく言うと、「コンピュータにさせたい仕事をお願いすること」です。

コンピュータは、意思を持たないので自分で何かをすることはできません。そのため、人がコンピュータに「何かやってほしい仕事」を依頼します。

例えば、駅の券売機で切符を買うとしましょう。

券売機でお金を入れて、「東京駅」のボタンを押せば東京行きのチケットが出てきます。これは、「入金されて、東京駅が押されたらチケットを出す」というプログラムが組み込まれているからです。

この一連の仕事をコンピュータにお願いすることをプログラミングと呼びます。

 

そして、プログラミングでコンピュータに指示する手順のことを「プログラム」と言います。

先ほどの例だと、「入金されて、東京駅が押されたらチケットを出す」がプログラムです。

コンピュータは指示された「プログラム」をもとに仕事を行います。

では、その指示書である「プログラム」をどうやって、コンピュータに伝えればいいのでしょうか。

プログラミング言語とは

プログラミング言語とは、「コンピュータが理解できる言葉」です。

コンピュータは、私たちの言葉を理解することはできません。

そのため、私たちが「コンピュータにさせたい仕事をお願いする」ときは「プログラミング言語」を介して伝えます。プログラミング言語を使うと、コンピュータにやりたいことを伝えることができます。

例えば、英語ネイティブの人に日本語で話しても通じませんよね。英語を話して、ようやくコミュニケーションが成立します。

それと同じで、コンピュータと意思疎通をするためには、「プログラミング言語」を使います。

プログラミングは「コンピュータにさせたい仕事をお願いすること」です。

これは言い換えると、「プログラミング言語を使ってプログラムを組み立てて、コンピュータに伝える」となります。

用語 意味
プログラミング コンピュータにさせたい仕事をお願いすること
プログラム 「コンピュータにさせたい仕事」の手順書
プログラミング言語 「コンピュータにさせたい仕事をお願いする」ときの言葉

プログラミング言語一覧

世界中には様々な言語があり、国によって使われる言語は異なります。

それと同じように、プログラミング言語にも種類があります。そして、その用途や特徴も異なります。

現在使われている主要なプログラミング言語について見てみましょう。

プログラミング言語 特徴
JavaScript
  • ウェブブラウザで動くプログラミング言語
  • 「ウェブサイトの動き」をつけたり、「アニメーション」などをつける
  • フロントエンド
TypeScript
  • 型定義できるJavaScript
  • フロントエンド
Ruby
  • 日本で生まれたプログラミング言語
  • オブジェクト指向言語で、拡張性が高く、コードを簡潔に書くことができる
  • サーバーサイド(バックエンド)
PHP
  • サーバーサイドで動作するスクリプト言語
  • WordPressで使われているプログラミング言語
  • サーバーサイド(バックエンド)
Python
  • 海外で人気の高いプログラミング言語
  • AIや機械学習で使われる
  • サーバーサイド(バックエンド)
Go言語
  • Googleによって開発されたプログラミング言語
  • 実行速度が速く、拡張性が高い
  • サーバーサイド(バックエンド)
Swift
  • Appleが発表したプログラミング言語
  • iPhoneアプリに使われる
Scala
  • オブジェクト指向と関数型を統合したプログラミング言語
  • サーバーサイド(バックエンド)
Haskell
  • 純粋関数型プログラミング言語
  • サーバーサイド(バックエンド)

JavaScript

JavaScriptとは、Webブラウザで動くスクリプト言語です。

WebサイトやWebアプリケーションのUIや動きをつけるために使われます。

近年、JavaScriptの人気は高く、React、Vue.js、Angularなどの周辺技術は目覚ましい発展を遂げています。

フロントエンドエンジニアを目指す人は必須のプログラミング言語となります。

【JavaScript入門】JavaScriptってなに

TypeScript

TypeScriptは、マイクロソフトが開発したオープンソースのプログラミング言語です。TypeScriptは、JavaScripに型を定義したプログラミング言語です。

近年、TypeScriptの進化は目覚ましく、多くのフレームワークやライブラリでTypeScriptが導入されています。

TypeScriptとは?特徴、勉強方法、JavaScriptの違いを初心者にわかりやすく解説!

Ruby

Rubyは、日本で生まれたプログラミング言語で、まつもとゆきひろ氏によって開発されました。

Rubyの文法はシンプルで初心者にも書きやすいのが特徴です。まともと氏によると、Rubyで最も重視しているのは「ストレスなくプログラミングを楽しむこと」です。そのため、他の言語と比べると記述量が少なくコードを書けます。

Rubyで開発するときは、Webアプリケーションフレームワークの「Ruby on Rails」が使われることが一般的です。MVCアーキテクチャを採用し、世界中のエンジニアの間で使われています。

Rubyとは?特徴、何ができるのか、勉強方法を初心者にわかりやすく解説!

PHP

PHPは、サーバーサイドで動作するオープンソースのプログラミング言語です。

PHPはスクリプト言語で、初心者にも読みやすく、書きやすいように設計されています。

有名はフレームワークは、LaravelやFuel PHP、Cake PHPなどがあります。

スタートアップの間では、Laravel + Vue.jsの構成が人気です。

PHPとは?何ができるのか、特徴、勉強方法を初心者にわかりやすく解説!

Python

Pythonは、1990年代初頭に公開されたプログラミング言語です。海外での人気が高く、アプリケーション開発やシステム管理に広く利用され、2010年ごろから機械学習・ディープラーニングの技術として注目を浴びました。

Pythonは、AIエンジニアやデータサイエンティストで必須のプログラミング言語です。

機械学習やディープラーニングで使われるライブラリは、ほとんどPython製です。そのため、AIアプリケーションはPythonが主流になっています。

DjangoなどのWebアプリケーションフレームワークを使えばWeb開発もできるので、機械学習以外の用途にも活用されます。

Pythonとは?特徴、何ができるのか、勉強の仕方を初心者にわかりやすく解説!

Go言語

Go言語は、2009年にGoogleが発表したオープンソースのプログラミング言語です。

Go言語は、静的型付け言語でパフォーマンス性に優れているので、大規模な開発やマイクロサービスアーキテクチャの実装に広く使われます。

Go言語の最大の特徴は、シンプルでわかりやすいことです。Go言語の思想は「シンプルな機能を組み合わせて大きなプログラム作る」ことです。そのため、言語仕様が簡潔で直感的な設計になっています。

Go言語の注目度は高く、これから活躍が期待されるサーバーサイドのプログラミング言語です。

今、大注目のGo言語とは?何ができるのか、特徴、勉強方法を初心者にわかりやすく解説!

Swift

Swiftは、iOS向けのアプリケーションに使われるプログラミング言語です。2014年にAppleで発表され、現在のiOS開発の主要言語になっています。

Swiftはモダンなプログラミング言語の仕様を多く取り入れ、初心者でもわかりやすいように設計されています。

また、2019年には新たなUIフレームワークとしてSwiftUIが登場しました。

SwiftUIは今後のiOS開発の主流になる技術です。宣言的なUI作成を可能にし、メンテナンス性の高いプログラム開発を実現できます。

Swiftとは?何ができるのか、特徴、勉強方法を初心者にわかりやすく解説!

Scala

Scalaは、サーバーサイドで動作するプログラミング言語です。

Scalaの最大の特徴は、関数型とオブジェクト指向を統合していることです。

Javaをベースとしたオブジェクト指向に関数型の機能を提供し、コードをシンプルに保つことができます。

Webアプリケーションフレームワークは、Play Frameworkが広く使われています。

Scalaとは?何ができるのか、特徴、勉強方法を初心者にわかりやすく解説!

Haskell

Haskellは、1990年に発表された純粋関数型プログラミング言語です。

Scalaも関数型プログラミング言語ですが、Haskellの方より厳格な関数型プログラミング言語になります。

Haskellは関数型プログラミングをサポートするために次のような機能を提供しています。

  • 高階関数
  • モナド
  • カリー化
  • パターンマッチング
Haskellとは?何ができるのか、特徴を初心者にわかりやすく解説!

初心者におすすめのプログラミング言語って?

こんなにたくさんあると、初心者の人はどれがいいかわかりませんよね。

こちらの記事で、各プログラミング言語の特徴難易度おすすめのポイントなどをまとめたのでご確認ください。

プログラミング初心者におすすめのプログラミング言語6選

プログラミングで何ができるか

プログラミングができると、コンピュータにたくさんの仕事を任せることができます。

その仕事は普段私たちの生活に大きく関わっています。自動販売機やレジ、銀行のシステムなど全てはプログラムで動いています。

一般的に、プログラミングを職業にしているエンジニアは、プログラミングで次のようなものを作っています。

  • Webアプリケーション
  • アプリ
  • ゲーム
  • ビジネス向けのアプリケーション

Webアプリケーション

Webアプリケーションと言うと聞き慣れないかもしれませんが、Webアプリケーションは私たちがパソコンやスマホで利用するWebサービス全般のことを言います。

例えば、ショッピングサイトやブログ、SNS、美容院予約サイトなどのWeb上で提供されているサービスのことです。

これらWebアプリケーションは全てプログラミングで作られています。

Webアプリケーションで使われるプログラミング言語は

  • JavaScript
  • Ruby
  • PHP
  • Python
  • Go

などです。

プログラミング言語は、提供されるサービスや企業によって異なります。

Webアプリケーションの開発は需要が高く、Webエンジニアは常に企業に求められています。

Webエンジニアとは?働き方、年収やスキルについて解説!

アプリ

iPhoneアプリやAndroidアプリもプログラミングで作られています。

iPhoneの人はApple Storeでアプリをダウンロードし、Androidの人はGoogleのアプリを使いますよね。私たちが普段利用するアプリも、プログラミングでプログラムされています。

アプリで使うプログラミング言語は、次の通りです。

プログラミング言語 アプリ
Swift、Objective-C iPhoneアプリ
Java、Kotlin Androidアプリ

iPhoneアプリとAndroidアプリで使用するプログラミング言語は異なります。

最近では、「React Native」や「Flutter」などのマルチプラットフォームで動作する技術が注目されています。

新しい技術が次々と出てくるので、アプリ開発も日々進化しています。

アプリを作るエンジニアは「モバイルエンジニア」と呼ばれます。

モバイルエンジニアの需要も高く、これから注目される職業です。

ゲーム

家庭用ゲームやスマホで遊べるアプリもプログラミングで作られています。

ゲーム開発で使用されるプログラミング言語は

  • C++
  • C#
  • JavaScript
  • Java
  • Swift

などがあります。

ブラウザゲーム、スマホゲーム、コンシューマゲーム(家庭用ゲーム)、VRゲームなど全てプログラミング言語でプログラムされています。

Unityなどの開発環境を利用すれば、ゲームプログラミング を始めることができます。

ビジネス向けのアプリケーション

ビジネス向けのアプリケーションもプログラミングでできています。

例えば、会計ソフトや業務管理、採用管理ツール、請求書作成ツールなど様々なビジネスの場面でプログラミングは活用されています。

最近では、クラウド型のサービスがメインになりつつあります。

freee」などのクラウド型会計ソフトが人気ですね。

プログラミングを学ぶメリットとは

プログラミングを学ぶと多くのメリットがあります。

  • 収入アップ
  • 手に職をつけることができる
  • 転職しやすい
  • 働く場所が自由
  • 働く時間も自由
  • 起業・独立しやすい
  • 最先端の技術に触れられる
  • 論理的思考力が身につく

プログラミングができると将来の選択肢が広がります。

なぜなら、ほとんどのビジネスはIT化が必須となり、多くの企業はプログラミングができる人材を求めているからです。

プログラミングを使うと様々なサービスが作れます。

Webサイト、Webアプリケーション、ゲーム、ビジネス向けアプリケーション、アプリなど、業種を超えてプログラミングが活用されます。

プログラミングを習得すれば、自分が興味のあるビジネスや業種に携わることができます。

さらに、独立や起業をして自分でビジネスを立ち上げることも可能です。

実際に、私の周りで多くのエンジニアが独立して、フリーランスとして活躍しています。自分が開発したサービスで起業した人も大勢います。

  • 会社員で働く
  • 地方でリモートワークする
  • フリーランスになる
  • 起業する

など働き方は自由です。

社会人になってからでもプログラミングの習得は可能です。これからプログラミングを仕事にしたい人は、早めにスタートするのをおすすめします。

プログラミングを学ぶ8つのメリット!【初心者必見】

プログラミングは稼げる?

プログラミングができると、稼げることができるのでしょうか。

結論から言うと、プログラミングができると高収入を狙えます!

なぜなら、フリーランスエンジニアで独立すれば年収1000万も狙えるからです。

実際に、ギークス株式会社が運営するフリーランスのための人材紹介サービスでは、平均年収840万以上となっています。

プログラミング未経験で高収入を稼ぐことは難しいです。しかし、実務経験を2、3年積んでフリーランスとして働けば十分に稼ぐことができる金額です。

実際に、私の周りのフリーランスエンジニアはこれぐらい稼いでます。

独立せずに、会社員でも高収入を狙えます。特にWeb業界は人材不足のために、年収を高めに設定して募集をする企業は増えています。

プログラミングができる人材の需要はこれからも伸びていきます。

年収アップをしたい人はプログラミングは狙い目です。

Webエンジニアの年収は高い?【現役エンジニアが年収を公開!】 【年収アップ】フリーランスエンジニアになる方法【現役フリーランスが解説】

プログラミングを使った職業とは?

プログラミングをする人たちのことを「エンジニア」や「プログラマ」と呼びます。

「エンジニア」と「プログラマ」は言葉の違いだけで、ほぼ同じ意味で使われます。

そして、「エンジニア」の中でも細かく職種が分かれています。

  • マークアップエンジニア
  • フロントエンドエンジニア
  • モバイルエンジニア (iOSエンジニア・Androidエンジニア)
  • バックエンドエンジニア/サーバーサイドエンジニア
  • インフラエンジニア
  • ゲームプログラマ
  • AIエンジニア
  • データサイエンティスト

エンジニアの職種によって作るものや、使用するプログラミング言語も変わります。

一つずつ見てみましょう。

マークアップエンジニア

マークアップエンジニアとは、Webサイトの構造を作る人たちのことです。

Webサイトの構造を作るためには、「HTML&CSS」という技術を使用します。

マークアップエンジニアは、この「HTML&CSS」のコードを書く専門の職種です。

マークアップエンジニアに必要なスキルは次の通りです。

  • HTML
  • CSS
  • SEOの知識
  • ユーザービリティの知識
  • Webの仕組みの理解
マークアップエンジニアとは?フロントエンドエンジニアとの違いは?

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションの見た目を作る職種です。

フロントエンドエンジニアに必要なスキルは次の通りです。

  • HTML&CSS
  • JavaScript
  • TypeScript
  • モダンなフレームワーク(React、Vue.js、Angular)
  • シングルページアプリケーション(SPA)の知識

フロントエンドエンジニアもHTML&CSSを使います。

マークアップエンジニアと似ていますが、違いは「JavaScript」というプログラミング言語を使って、より複雑なプログラムを作ることです。

JavaScriptを使うとWebアプリケーションに様々な機能やアニメーションをつけることができます。

JavaScriptは進化が早く、周辺技術も豊富で、幅広い知識が求められます。

そのため、フロントエンドエンジニアにも高いプログラミングスキルが必要とされます。

求められるスキルのレベルで言うと、マークアップエンジニアよりもフロントエンドエンジニアの方が高いと言えます。

フロントエンドエンジニアとは?仕事内容や年収、今後の将来性について解説!

モバイルエンジニア (iOSエンジニア・Androidエンジニア)

モバイルエンジニアとは、スマートフォン向けのアプリを開発するエンジニアです。

普段私たちが使っているiOSアプリやAndroidアプリを開発する人たちです。

モバイルエンジニアの仕事内容は、アプリの見た目や機能、動き、アニメーションなどを実装することです。フロントエンド エンジニアと似ていますが、開発する対象がWebはなく「アプリ」のみになります。

モバイルエンジニアが扱うプログラミング言語は次の通りです。

  • Swift / Objective-C (iOS)
  • Kotlin / Java (Android)
  • React Native (クロスプラットフォーム)
  • Flutter (クロスプラットフォーム)

iOSとAndroidで使うプログラミング言語は異なります。

また、最近はスタートアップ企業の間でクロスプラットフォーム技術が注目を浴びています。React NativeやFlutterなどの技術を使うと、素早く開発してリリースできるからですね。

モバイルアプリ市場は拡大しているので、モバイルエンジニアはこれからも需要が期待される職種です。

モバイルエンジニアになるためのプログラミングコース
モバイルエンジニアとは?仕事内容や年収を解説!

iOSエンジニアに必須のスキルはこちらで確認しましょう。

iOSエンジニアとは?仕事内容、年収、必要なスキルを解説!

Androidエンジニアに必須のスキルはこちらです。

Androidエンジニアとは?仕事内容、年収、必要なスキルを解説!

バックエンドエンジニア/サーバーサイドエンジニア

フロントエンドエンジニアがWebアプリケーションの見た目を担当するのに対して、バックエンドエンジニアは、Webアプリケーションの裏方の役割をします。

裏方の役割とは、サーバーやデータベースの仕組みを作ることです。

例えば、ショッピングサイトでは商品の管理、在庫の管理、決済の手続きなどの処理があります。一つ一つの機能はサーバーという場所で行われます。

ショッピングサイトで商品をカートに入れて、購入ボタンを押します。そうすると、決済が完了して次の画面に移りますよね。

この「決済」の部分がサーバー上で行われています。

そして、そのサーバーで行われる「決済処理」を作るのがバックエンドエンジニアです。

つまり、バックエンドエンジニアの仕事は、Webアプリケーションの機能面を管理することです。

バックエンドエンジニアが使う主要なプログラミング言語は、次の通りです。

  • Ruby
  • PHP
  • Python
  • Go
  • Kotlin
  • Java

特に「Ruby」や「PHP」は学習しやすいので、初心者におすすめのプログラミング言語です。私も最初に始めたのは、「PHP」でした。PHPは以前はかなり人気もあり、多くの企業で使われていました。全盛期ほどではないですが、今もLaravelや、PHP7などの新しい技術が最注目されています。

「Ruby」は今でも多くの企業で使われています。とくに「Ruby on Rails」というフレームワークは人気です。スタートアップ企業から大手のWeb系企業で使われているので、求人も多い傾向です。

初心者におすすめのプログラミングコース

バックエンドエンジニアになるには、次のようなスキルが必要です。

  • バックエンドのプログラミング言語
  • Webサーバーの知識
  • アプリケーションサーバーの知識
  • データベース
  • API
  • 認証・認可の仕組み
  • アプリケーションアーキテクチャ
  • テストの知見

こちらで詳しく解説しているのでご確認ください。

バックエンドエンジニアとは?仕事内容、年収・将来性について解説!

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、IT・Webサービスの基盤を管理する職種です。

IT・Webサービスの基盤とは、バックエンドエンジニアが使うサーバーやデータベースの管理、インターネットのネットワークの整備などを指します。

インフラと聞くと、「水道」「ガス」「電気」「道路」などを思い浮かべますよね。普段私たちが生活するのに「基盤」となっているものです。

それと同じで、IT・Webのインフラとは、「IT・Webサービスを提供するための基盤」を意味します。

インフラエンジニアは特定のプログラミング言語を使うことは少ないですが、使用する周辺技術は次の通りです。

  • サーバーの知識
  • ネットワークの知識
  • セキュリティの知識
  • データベースの知識
  • クラウドサービスの知見(AWS、GCP)
  • Docker / Kubernetes
  • CI/CD
  • シェルスクリプト
  • インフラのコード(Infrastructure as Service)
  • SRE
インフラエンジニアとは?年収・将来性、仕事内容を解説!

ゲームプログラマ

ゲームプログラマは、ゲームを開発する職種です。

最近のゲーム開発では、Unityという開発環境を使うことが多くなっています。

前述した通り、ゲームプログラマが使うプログラミング言語は次の通りです。

  • C++
  • C#
  • JavaScript
  • Java
  • Swift

AIエンジニア

AIエンジニアとは、機械学習やディープラーニングを用いて人工知能アプリケーションを開発するエンジニアです。

近年、AIを活用したビジネスが増えてきました。それに伴い、AIエンジニアの需要は急速に高まっています。

AIエンジニアの仕事内容は、AIを活用したアプリケーションの開発や、ビックデータの解析、自然言語処理など多岐に渡ります。

  • AI技術を活用したアプリケーション開発
  • 自然言語処理
  • アルゴリズム・学習モデルの開発
  • データ分析

AIエンジニアに扱うプログラミング言語は次の通りです。

  • Python
  • R言語
  • C++
  • Julia

とくにPythonはAIエンジニアの主流のプログラミング言語です。多くの機械学習ライブラリがPythonでできているからですね。

初心者におすすめのプログラミングコース

プログラミング言語以外にも、「統計学」「自然言語処理」「数学」「データ分析」など幅広い知識を必要とされます。しかし、その分需要も高く、高度なスキルを身につければ高収入を得られるでしょう。

AIエンジニアとは?仕事内容、年収・将来性について解説!

データサイエンティスト

データサイエンティストとは、膨大なデータを解析してビジネスに最適なアドバイスをする職種です。

SNSやクラウド化の普及により、デジタルデータが爆発的に増え、それに伴い、企業は膨大なデータをビジネスに活用しようとします。その中でデータサイエンティストとという職業が注目を浴びるようになりました。

また、機械学習やディープラーニングの知識や実装も求められ、プログラミング言語を使う機会も多いです。

AIエンジニアと似ていますが、データサイエンティストは、開発よりも企業へのコンサル業務に近いです。

例えば、データサイエンティストは次のような仕事を行います。

  • 課題の分析・定義
  • データ収集
  • データ分析
  • 課題解決への提言

ビックデータを元に企業へ提言し、ビジネスの課題を解決するサポートをします。

データサイエンティストに求められるスキルは次の通りです。

  • R言語、Pythonなどを使ったプログラミング
  • 機会学習・ディープラーニング
  • データ可視化ツールの応用
  • 数学、統計学の知識
  • プレゼンなどのビジネス力

データサイエンティストの仕事は、医療や教育など様々な場面で活用されます。

そのため、データサイエンティストは需要が高く、高収入になる傾向があります。

データサイエンティストとは?仕事内容、年収・資格を解説!

プログラミングを始めるには?

  1. プログラミングに必要なものを知る
  2. プログラミングの独学方法を知る

1. プログラミングに必要なものを知る

プログラミングを始めたい人は、まずはプログラミングに必要なものを揃えましょう。

プログラミングをするために最低限必要なものは次の通りです。

  • パソコン・インターネット環境
  • テキストエディタ
  • ウェブブラウザ

プログラミングをするためには、パソコンとインターネット環境は必須です。

パソコンは、WindowsとMacどちらでも構いませんが、私は断然「Mac」をおすすめします。

Macが良い理由や、テキストエディタ、ウェブブラウザの詳細は次の記事でご確認ください。

プログラミングを独学で始めるのに必要なものって?【現役エンジニアが解説!】

2. プログラミングの独学方法を知る

プログラミング環境が整ったら、プログラミングを早速始めましょう!

しかし、どうやって勉強したらいいかわかりませんよね。

こちらの記事でプログラミング学習の仕方を解説しています。これからプログラミングを学びたい人は必見です。

初心者でもできる!Webエンジニアになれるプログラミング独学勉強法【現役エンジニアがおすすめ】

プログラミングスクールとは

プログラミングスクールとは、未経験からでもプログラミング学習ができるスクールのことです。

プログラミング学習に加えて、エンジニアへの転職支援やサポートを受けられ、多くの人が異業種から転職を成功させています。

今では、たくさんのプログラミングスクールがあります。

スクール 料金 オンライン 転職サポート 受講場所
TechAcademy フロントエンドコース4週間プラン
・社会人 149,000〜円
・学生 129,000〜円
CodeCamp Webマスターコース2ヶ月プラン
148,000〜円
TECH CAMP(テックキャンプ) 10週間で人生が変わるエンジニア養成プログラム
月々35,000円から
東京、大阪、名古屋
DMM WEBCAMP 転職率98%の短期集中講座
月々15,500円から
東京、大阪
tech boost オンラインプラン
月々29,800円
メモ

値段は前後することがあるので申し込む前は必ず公式ページでご確認ください。

しかし、初心者の人にとってはどこがいいのかわかりませんよね。

最短でエンジニアになれるプログラミングスクールは?

最短でエンジニアを目指す人は、「TECH CAMP」がおすすめです!

なぜなら、TECH CAMPは転職率が99.0%と圧倒的に高く、多くの人が異業種からエンジニアに転職しているからです。

また、TECH CAMPの学習内容は定評があります。

一般的に、プログラミングを習得するには300時間必要と言われてる中、TECH CAMPでは600時間相当の学習ができます。

現役のエンジニアである私から見ても、かなり充実した内容になっています。

600時間相当の学習の中では、設計、開発、インフラ構築、運用まで学べ、フロントからサーバーまでの全レイヤーのスキルを身につけることができます。実務とほぼ同じ環境で開発の経験が積めるので、就業してからの業務をTECH CAMPの中で学べます。

エンジニアは作ってなんぼの世界です。一人でアプリやWebサイトを作ることによって、Webサイトの仕組みやプログラミングの仕方、データベースの知識、サーバーの知識など、多くのことを学ぶことができます。

TECH CAMPのカリキュラムでは、エンジニアとして必要なスキルが全て詰まっているので安心して学習することができます。

TECH CAMP(テックキャンプ) / 10週間で人生が変わるエンジニア養成プログラム

  • 即戦力の技術が身につく
  • 教室学習とパーソナルサポートでやり切れる環境を提供
  • 専属キャリアアドバイザーが転職成功を保証
  • 返金保証あり
  • 実際にアプリを開発しながら学べる

TECH CAMP(テックキャンプ)の無料相談をしてみる

その他にも、プログラミングスクールの選び方プログラミングスクールで失敗しない方法を知りたい人はこちらをあわせてチェックしてください。

【転職もサポート】おすすめのプログラミングスクール3選!【現役エンジニアが厳選】
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まとめ

この記事では、プログラミングについてまとめました!

プログラミングを全く知らなかった人も何となくプログラミングを理解できたと思います。

「プログラミングとかパソコンは苦手…」

と思ってしまいがちですが、ちゃんと理解するとプログラミングを身近に感じられると思います。

これからプログラミングを学んでエンジニアになりたい人は、ぜひチャレンジしてください!

プログラミングを学ぶと将来の選択肢が増えます。

将来の選択肢が増えると、人生の自由度が増します。

完全リモートワークで仕事したり、海外に移住して仕事をしたり、起業したりと自分のやりたいことを叶えられます!

実際に私もフリーランスエンジニアで、自分の好きな時間に働くことができています。

プログラミングができれば、そんな生活を実現できますよ!

このブログではプログラミング学習をする全ての人を応援しています。一緒にプログラミングを始めてみましょう!

【初心者のための】未経験からWebエンジニアになる3ステップ【完全保存版】