プログラミングがわからないのはどうして?その原因と対策を解説!【現役エンジニアによる】

プログラミングがわからない理由と対策について今日は紹介するよ!

  • プログラミングを始めたけど全然わからない
  • どうしたらプログラミングがわかるようになるの?
  • 初心者でもわかりやすい勉強法を知りたい

などの疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています!

プログラミングを始めたけど、全くわからないという人は多いです。

フリーランスエンジニアとして働いている私も、初心者の頃は、全くわかりませんでした。闇雲に、参考書を買っては、わからなくて挫折を繰り返していました。

プログラミング習得には時間がかかります。プログラミング学習で大事なことは、一つ一つ着実にこなすことです。

この記事では、プログラミングがわからない理由と、初心者の方におすすめのプログラミング学習法を解説します。

プログラミングがわからないと悩んでいる方は、記事を読んで、原因と対策を理解しましょう。

記事を読めば、一つステップアップができますよ!

それでは、見てみましょう。

こんな人におすすめ
  • プログラミングがわからないと悩んでいる人
  • プログラミング学習に挫折したことがある人
  • プログラミングの学習方法を知りたい人

プログラミングがわからない理由

プログラミングがわからないと感じる理由は次の通りです。

  • プログラミング学習は時間がかかる
  • レベルが合っていない
  • 全てを覚えようとする
  • 英語が苦手
  • エラーが出ると思考停止してしまう

一つずつ見てみましょう。

プログラミング学習は時間がかかる

まず、プログラミングがわからないという人に理解して欲しいのは、プログラミング習得は時間がかかるということです。

一般的に、実践レベルになるには、300時間必要と言われています。

私の経験から言うと、勉強を開始して半年〜1年間ぐらいは、「プログラミング全然わからない!」という状況が続きました。プログラミング言語の仕様や、Webサイトの仕組み、サーバーの実装など、どこから手をつけていいかもわかりませんでした。

ですので、今悩んでいる人は、「わからなくて当たり前」と思いましょう。「わからないから、自分にはセンスがないんだ」と思わず、「そのうち、できるようになるだろう」ぐらいの感覚で大丈夫です。

コツコツと着実に課題をこなせば、プログラミングはできるようになります。ふとしたタイミングで、「なんか前よりもできるようになってるかも」と思う瞬間がきます。

毎日続けていれば、自然とプログラミング脳ができあがります。

何回も何回もコードを書いていると、ドキュメントを見なくても、実装ができるようになります。

プログラミングは本を読んだだけでは、できるようになりません。手を動かして、コードがどう動くのかという実感を身につけてください。

初心者の人は、1年間ぐらいは「わからなくてもいいんだ」と思いましょう。

大事なことは、挫折せずに続けられることです。途中でやめてしまったら、無駄になってしまいますからね。

まとめ
  • プログラミング習得は時間がかかるのを理解すること
  • 半年〜1年間ぐらいは「わからなくて当たり前」と思う
  • 挫折せずに、続けることが大事

レベルが合っていない

プログラミングがわからないと思うのは、勉強してるレベルが合っていないからです。

初心者の人がやりがちなのが、参考書を買ってきて、手順通り進めるけど、途中でわからなくなって、挫折してしまうパターン。

それは、まだ、その参考書のレベルが合っていないのです。

最初は、まずは基礎を理解して、少しずつ動くものを作りましょう。

いきなり参考書通りに作り始めても、

「なんで動いてるんだろう…」

「なんでこれを書かないといけないの?」

「この記号の意味って何?」

と、頭が混乱するでしょう。

一つ一つのコードがどのように動くのか、なぜ必要なのか、を理解する必要があります。

そのためには、基礎をしっかり身につけることです。

「なんとなくコピペで動いたからいいや」で終わらすと、いずれ壁にぶち当たり、挫折してしまいます。

初心者の人が基礎を身につけるには、プログラミング学習サイトがおすすめです。なぜなら、プログラミング学習サイトは、環境構築が不要で、すぐにプログラミングを始められるからです。

特に、Progateは初心者の人におすすめですよ。

引用元:Progate

Progateは、初心者向けのコースが豊富にあります。環境構築が不要で、ステップ通りに進められるので、挫折せずにプログラミングを続けられます。

まとめ
  • 勉強してるレベルが合っているか確認する
  • いきなり作り始めると、ついていけなくて挫折しやすい
  • 挫折したら、簡単なものから始める

全てを覚えようとする

プログラミングがわからないと思うのは、プログラミングの全てを覚えようとしているからです。

初心者の人でやりがちなのが、本の内容を全て覚えようとすることです。

しかし、プログラミングの現場で、本の内容を全て覚えているエンジニアはいません。もし、分からないことがあれば、検索して解決します。

プログラミング学習は、受験や、資格の勉強と異なります。全てを覚える必要はありません。

覚えるよりも大事なことは、自己解決力です。

自己解決力を養うことで、プログラミング力を上げることができます。さらに、この自己解決力があると、現場でも活きてきます。なぜなら、現場で扱う技術は日々進歩し、それに併せて要件や仕様も変わります。エンジニアはその変化に対応し、自分で課題を解決しなければなりません。

ドキュメント読んで実装し、エラーが出たら、GitHubのissueを見て解決策を探す。

この自己解決力は、一朝一夕で身につくものではありません。

では、どのようにして身につけるのか。

一番効率的なのは、プログラミングの熟練者に教わることです。

プロのエンジニアは、自分で解決できる力があります。そして、その経験から、解決する方法を知っています。「どうやって解決するのかのプロセス」を教わるのです。

解決するプロセスを教われば、同じような問題が発生した時に、自分で調べて解決することができます。

プログラミングに詳しい友人や先輩がいたら聞きたいところですが、なかなか居ないですよね。

そんなときは、MENTA(メンタ)などのオンラインツールを利用しましょう。

MENTAは、オンラインでメンターを見つけることができるサービスです。

プロのプログラミング講師がいるので、自分に合う人を見つけて継続的に利用してください。

例えば、「JavaScript」を勉強しているなら、「JavaScript」で検索してください。次のようにJavaScriptに詳しい先生が出てくるので、自分に合いそうな人を見つけてみましょう。

まとめ
  • 全てを覚えようとしないこと
  • 大事なのは、分からないことを調べて解決する自己解決力
  • 自己解決力を養うには、プロから教わること

英語が苦手

英語が苦手な人は、プログラミングがわからないと思ってしまうでしょう。

プログラミングは、基本的に英語で成り立っています。

しかし、使われている英語は限られていますし、簡単な単語を使えるだけで、だいぶ変わりますよ。

エラーが出ると思考停止してしまう

プログラミングがわからない人は、エラーが出ると思考停止してしまいます。

確かに、いきなり、よくわからない英語が出てきたらびっくりしますよね。

ただ、ここで諦めてはいけません。エラーはちゃんと解決できる方法があります。

初心者の人は、「その解決する方法を調べる能力」を身につけましょう。

エラーの解決は、次のステップで行ってください。

  1. エラーが出ていることを確認
  2. エラーが何を言っているのか確認
  3. エラーメッセージをGoogleで検索
  4. QiitaStack Overflow に解決方法がないか検索
  5. Githubにissueがあるか調べる
  6. どうしても無理なら、誰かに助けを求める(メンター、Stack Overflowで質問してみるなど)

まずは、エラーメッセージを読みましょう。エラーには、必ず理由があります。

エラーメッセージを読めば、解決のヒントになります。

そして、そのメッセージをコピペして、Googleで検索しましょう。初心者の頃のエラーだったら、何かしらヒットします。

そのときに読むソースは、Qiitaがおすすめです。

Qiitaは、初級から上級まで様々な記事が投稿されています。大体の解決方法は載っていると思います。

また、Stack Overflowもおすすめです。同じように悩んでいる人が質問しているので、その解決策のコメントを確認しましょう。

まとめ
  • エラーで思考停止しないこと
  • エラーの解決法を調べる能力が大事
  • エラーメッセージを読んで確認すること
  • エラーメッセージから解決方法を調べること
  • どうしても無理なら、誰かに頼る

プログラミングがわかるようになる方法

プログラミングがわからない理由を見てきました。では、次に、プログラミングがわかるようになる方法を見てみましょう。

  • 効率的なプログラミング学習方法を知る
  • まずは、簡単なものからチャンレンジ

効率的なプログラミング学習方法を知る

プログラミングがする上で、まず大事なことは、正しい勉強法を知ることです。効率的なプログラミング学習法を知ることによって、迷いなく、続けることができます。

初心者の人は、次のステップで進めてください。

STEP1
基礎を学ぶ
  1. プログラミング学習サイトでコードを書いてみる
  2. プログラミング本を読む
STEP2
実践を学ぶ
  1. 作りたいものを決める
  2. 作り方を知る
  3. 実際に作ってみる

大きく分けて、「基礎を学ぶ」、「実践を学ぶ」があります。

基礎を学ぶ」では、プログラミングに慣れることから始めます。

コードを実際に書いて、どのように動くのかを知ります。また、プログラミングの本で、「プログラミングとは何か」、「ウェブサイトの仕組み」、「アプリとは何か」について学びます。

「基礎を学ぶ」段階では、まだ理解していなくても大丈夫です。なんとなく「プログラミングってこんな感じなんだぁ」ぐらいの感覚で大丈夫です。

全てを理解しようすると、煮詰まって挫折してしまうので、プログラミングの雰囲気を掴むようにしましょう。

そして、一番大事なのは、「実践を学ぶ」ステップです!

エンジニアは作ってナンボの世界です。

プログラミング力を上げたいなら、アウトプットを常に意識してください。

なぜなら、アウトプットすることによって、圧倒的に成長できるからです。

私の経験上、これは間違いないです。

ウェブサイトやLP、アプリなど何でもいいので実際に何か作ってみましょう。

プログラミングはWebサイトやアプリを作るためにあります。

ただプログラミングを学んだだけでは意味はありません。

Webサイトやアプリを作る過程で、プログラミングをより理解することができます。

アウトプットは制作物以外でも、なんでもいいでしょう。

  • ブログ
  • Qiitaの記事
  • Mediumの記事
  • Githubのソースコード
  • OSSへのコミット

例えば、ブログやQiitaに技術系の記事を投稿するのはおすすめです。

アウトプットをする際に、必ずたくさんのことをインプットします。

そして、それを分かりやすいように書かなければなりません。その過程で、思考や知識の整理ができます。

自分の成長にもなるし、アピールの材料にもなるので一石二鳥です!

これらの詳しい方法は、次の記事で紹介しています。具体的な方法があるので見てくださいね。

初心者でもできる!Webエンジニアになれるプログラミング独学勉強法【現役エンジニアがおすすめ】

まずは、簡単なものからチャンレンジ

プログラミングの学習方法を理解したところで、プログラミングを始めてみましょう。

「でも何から手をつけていいかわからない…」

そんな人は、先ほど紹介したProgateを始めてみましょう。

Progateは、実際に手を動かしてコードを書きます。コードを書くことで、プログラミングの動きを確認できます。また、最初に必要な環境構築が不要なので、挫折せずに、学習できます。

詳しい使い方は、次の記事で紹介しているので確認してくださいね。

Progateでプログラミングを学習する方法を解説【独学で可能】

独学がつらい人は

「プログラミング学習を始めたけど、辛くなってきた…」

「エラーの解決が自分一人じゃできない…」

「独学だとモチベーションが保てない…」

そんな人には、プログラミングスクールをおすすめします。

プログラミングスクールのカリキュラムは、プログラミング学習から転職支援までオールインワンになっています。

また、プロのエンジニア講師によるチャットサポートがあるので、一人で解決できない悩みを解消できます。

「最短でエンジニアに転職したい!」

という人は、自主学習にプラスして、プログラミングスクールを受講しましょう。

【転職もサポート】おすすめのプログラミングスクール3選!【現役エンジニアが厳選】

まとめ

この記事では、プログラミングがわからない理由と、初心者の方におすすめのプログラミング学習法について解説しました。

最後に、もう一度内容を確認しましょう。

  • プログラミング学習は時間がかかる
  • レベルが合っていない
  • 全てを覚えようとする
  • 英語が苦手
  • エラーが出ると思考停止してしまう

プログラミングがわからないと悩んでいる人は、これらの原因を一度チェックしてください。自分がもし、当てはまっていたらそれぞれの対策を講じましょう。

大事なことは、少しずつステップアップしていくことです。いきなり、難しいことをしてはいけません。

できること、理解できることを増やしていけば、自信に繋がります。

自信がつくと、次のステップへ行く活力が生まれます。

初心者の頃は、わからないことが多すぎて、挫折してしまいがちです。

しかし、原因がわかれば、落ち込むことはありません。エンジニアはみんな通ってきた道ですし、乗り越えることはできます。

諦めずに続けること、わからなければ誰かに頼ること。

一人で不安なら、プログラミングスクールで仲間を見つけること。

選択肢はたくさんあります。

やってはいけないのは、途中で諦めて辞めてしまうことです。辞めてしまったら、今までの努力が無駄になってしまいますからね。

エンジニアになれるのを応援していますよ!