プログラミング初心者におすすめのプログラミング言語6選

などの疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています。

今では、たくさんのプログラミング言語があります。

Java、PHP、Ruby、JavaScriptなど様々な言語がありますが、初心者の方にとってはどれがいいのか分かりづらいかもしれません。

プログラミング初心者にとって大事なことは、プログラミングに慣れることです。

コードを書いて、プログラムを動かして、実際に動くものを作るとプログラミングが楽しくなります。

この記事では、プログラミング初心者向けにおすすめのプログラミング言語、言語の特徴や需要、職種についてご紹介します。

記事を読み終えたら、プログラミングを初めてみましょうね。

プログラミング初心者におすすめのプログラミング言語6選

JavaScript

JavaScript（ジャバスクリプト）はウェブブラウザで動くプログラミング言語です。

ウェブブラウザとは、皆さんがインターネットで検索するときに使うSafari（サファリ）や、Chrome（クローム）、Microsoft Edge(マイクロソフト・エッジ)などのことを言います。

近年、JavaScriptや周辺の技術は大きな進化を遂げて、JavaScriptはウェブサイト以外にも活用させることができるようになりました。

JavaScriptを使うと次のような開発をすることができます。

おすすめなところ

JavaScriptのおすすめなポイントは次の点です。

JavaScriptはとても需要の高い言語で、世界中のプログラマの間で使われています。

stackoverflowというサイトで、人気テクノロジーのランキングでJavaScriptは1位になりました。

https://insights.stackoverflow.com/survey/2020#technology-programming-scripting-and-markup-languages より引用。

習得度

JavaScriptは比較的、初心者が習得しやすい言語です。

コンパイルなどでつまずくことがないですし、コードを書けば、手軽に動かすことができます。

また、本やチュートリアルも多くあるので独学でも始めることができます。

初心者でもできる！Webエンジニアになれるプログラミング独学勉強法【現役エンジニアがおすすめ】

何が作れるか

• ウェブサイト
• アプリ
• サーバー

JavaScriptの一番多い用途は、「ウェブサイトの動き」をつけたり、「アニメーション」などをつけるフロントエンド技術です。

近年では、SPA(シングルページアプリケーション)と呼ばれるサイト構成にする際にJavaScriptを使います。

なれる職種

JavaScriptが使えると、フロントエンドエンジニアとして働くことができます。

また、フロントエンドエンジニアは、JavaScript以外にもHTML/CSSやSASSなどの技術を知っておくといいでしょう。

例えば、TechAcademyのフロントエンドコースでは、JavaScriptやHTMC/CSSなどフロントエンドエンジニアになるための技術を学ぶことができます。

JavaScriptのまとめ

Ruby

Ruby（ルビー）は、日本で生まれたプログラミング言語です。Rubyはオブジェクト指向言語であり、拡張性が高く、コードを簡潔に書くことができます。

おすすめなところ

プログラミングの現場でRubyを使う時は、「Ruby on Rails」というフレームワークを併せて使うことが多いです。

Ruby on RailsとはRubyをベースにしたフレームワークで、ウェブアプリ開発をするときに必要な機能が一通り揃っているものです。

Ruby on Railsは多くの企業が採用しているので需要の高い技術になっています。

習得度

Rubyは、JavaScript、PHP、Pythonと同様にスクリプト言語であり、コードはシンプルに書くことができるので初心者にとって習得がしやすいです。

puts "hello world"

array = ["りんご", "みかん", "ばなな"]
print(array)

実行結果：

Hello world
["りんご", "みかん", "ばなな"]

何が作れるか

• ウェブアプリケーション
• APIサーバー
• スクレイピング

近年では、Ruby on Railsを使って、ウェブアプリケーションやAPIサーバーを作ることが多いです。

なれる職種

RubyとRuby on Railsが使えると、バックエンドエンジニアとして働くことができます。

バックエンドエンジニアとは

バックエンドエンジニアは、ウェブサイトの裏方の役割をします。

裏方の役割とは、サーバーやデータベースの仕組みを作ることです。

例えば、ショッピングサイトでは、商品の管理や在庫の管理、決済の手続きなど多岐に渡ってやることがあります。

その一つ一つの機能はサーバーという場所で処理がされます。

そのサーバーで行われる処理を作るのがバックエンドエンジニアです。

バックエンドエンジニアは、ウェブサイトの機能や管理をする人たちと言うことです。

Webエンジニアとは？働き方、年収やスキルについて解説！

Rubyのまとめ

PHP

PHP（ピーエイチピー）は、サーバーサイドで動作するスクリプト言語です。

日本でのPHPの人気は高く、PHPからプログラミングを始めたという人も多いでしょう。

おすすめなところ

WordPressはPHPをベースに作られています。

WordPressのカスタマイズや開発をしたい方は、PHPを学ぶといいでしょう。

PHP周辺の技術も進化しています。

PHP7からは型宣言が一部可能になったり、Laravel などのフレームワークが人気になっています。

習得度

PHPは初心者にとって習得しやすい言語と言われています。

周辺ツールやドキュメント、チュートリアルなども多いので独学で始めることも可能です。

$array = array('りんご' => 100, 'みかん' => 200, 'もも' => 110);

var_dump($array['りんご'])

実行結果：

int(100)

何が作れるか

• ウェブアプリケーション
• APIサーバー
• スクレイピング

Rubyなどと同様に、サーバーサイドで扱うものなら何でも作ることができます。

なれる職種

PHPが使えると、バックエンドエンジニアとして働くことができます。

CakePHP、Laravelなどのフレームワークを使えるとさらに需要が高くなるでしょう。

PHPのまとめ

Python

Python（パイソン）は、海外で人気の高いプログラミング言語です。

Ruby、PHPと同様にスクリプト言語です。

FacebookやGoogleでも使われており、近年では機械学習の用途で使われることが多いです。

おすすめなところ

機械学習について学びたい人は、Pythonを始めるといいでしょう。

機械学習の需要は高く、これからはもっと伸びていきます。

周辺技術も進化しているので、Pythonを学び価値は高くなっています。

ウェブアプリケーションでも Django というフレームワークで開発することができます。

習得度

Pythonはスクリプト言語なので、初心者にとって学びやすい言語と言えるでしょう。

コードは比較的シンプルに書くことができます。

a = "こんにちは、"
b = "はじめまして！"

result = a + b

print(result)

実行結果：

こんにちは、はじめまして！

何が作れるか

• ウェブアプリケーション
• 機械学習
• スクレイピング
• データ分析

Pythonは、AIや機械学習、データ分析などで使われることが多いです。

なれる職種

Pythonが使えると、AIエンジニア、データ分析、バックエンドエンジニアとして働くことができます。

Pythonのまとめ

Swift

Swift（スウィフト）は2014年にAppleが発表したプログラミング言語です。

iOS、macOS、iPadOS、watchOS、tvOS向けのアプリケーション開発をすることができます。

Swiftはコードがシンプルで、モダンな言語の特徴を取り入れています。

これまで使われていたObjective-Cに比べて、初心者にも学習しやすいように開発されています。

おすすめなところ

Swiftを使うと、iOS向けのアプリを作ることができます。

iPhoneなどで使うアプリのことですね。

アプリエンジニアの需要は高くなっているので、アプリを作りたいという人にはおすすめです。

習得度

Swiftは、静的型付き言語です。

静的型付き言語とは、プログラムのコードの正確さをより厳密にチェックできる仕組みです。

PHP、Rubyといった動的型付き言語に比べて安全性が高くなっています。

しかしその分、コードを正しく書かないと動かないので、初心者にとって難しく感じるかもしれません。

let array: [String] = ["りんご", "みかん", "もも"]

print(array)

実行結果：

["りんご", "みかん", "もも"]

また、オンラインのチュートリアルもそれほど多くありません。

独学で始めるより、プログラミングスクールのコースなどで始める人も多いでしょう。

CodeCamp アプリマスターコース

何が作れるか

• iOSアプリ
• macOSアプリ
• APIサーバー

基本的には、iOSアプリ開発で使われます。

なれる職種

Swiftを使えると、iOSエンジニアとして働くことができます。

Swiftのまとめ

Go

Go（ゴー）は、2009年にGoogleによって開発されたプログラミング言語です。

Google社内向けの開発の生産性を上げるために開発されました。

Goは、実行速度が速く、拡張性が高い言語です。

おすすめなところ

Goの人気は高くなっています。

シンプルな設計になっているので、読みやすく、書きやすいという特徴があります。

Goを採用している企業やサービスも多くなっているので、これから学ぶ価値は高いでしょう。

習得度

GoもSwift同様に、静的型付き言語です。

初心者にとっては少し難しいかもしれません。

package main
import "fmt"
func main(){
    array := [3]string{"りんご", "みかん", "もも"}
    
    fmt.Println(array)
}

実行結果：

[りんご みかん もも]

しかし、チュートリアルや周辺技術も進化しているので十分学習価値は高いです。

Progateでは、Goのコースがあるので試してみましょう。

何が作れるか

• ウェブアプリケーション
• APIサーバー

Goでは、APIサーバーを作る機会が多いです。

なれる職種

Goが使えると、バックエンドエンジニアとして働くことができます。

Goのまとめ

初心者が独学でプログラミングを習得できる？

初心者でも独学でプログラミングを習得できます。

しかし、プログラミングを習得するには正しい方法を知る必要があります。

こちらでプログラミングを習得して、エンジニアになるステップを紹介しているので参考にしてくださいね。

【初心者のための】未経験からWebエンジニアになる3ステップ【完全保存版】

まとめ

この記事では、プログラミング初心者におすすめのプログラミング言語についてまとめました。

プログラミング習得には時間がかかります。

しかし、一度身につければ一生もののスキルになります。

手に職をつけて働くことができます。

一緒にプログラミングを学んで、エンジニアとして働きましょう！