プログラミングが難しいと感じる理由とその対処法について今日は紹介するよ!
- プログラミングって難しいな…
- 何でプログラミングは難しいの?
- エンジニアの人はこんな難しいこと一人でやってるの?
などの疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています!
初心者の頃は、プログラミングが難しいと感じやすいです。参考書やプログラミング学習サイトを試しても、ついていけないという人は多いでしょう。
しかし、その理由と対処法を知れば、プログラミングをもっと上達させることができます。
私は文系の大学卒で、コンピュータサイエンスやプログラミングは全くの未経験者でしたが、今ではフリーランスのエンジニアとして働いています。
プログラミングは、ある程度の慣れとコツが必要です。難しいと悩んでいる初心者の方でも、正しい方法で勉強すればプログラミングを習得できます。
この記事では、プログラミングが難しいと感じる理由とその対処法についてご紹介します。
記事を読み終えたら、プログラミングに対する意識が変わり、プログラミングの学習方法を理解することができますよ。
プログラミングが難しいと感じる理由とその対処法を見てみよう!
- プログラミングが難しいと感じる人
- 効率的なプログラミング学習法を知りたい人
目次
プログラミングは何故、難しいと感じるのか
プログラミング学習を始めた人から、「プログラミング全然分からない…」「難しい…」「挫折しそう…」などの質問を受けることがあります。
なぜ、プログラミングが難しいと感じてしまうのでしょうか。主に次の理由があります。
- 覚えることが多すぎる
- 上達している実感がないから
- エラーの解決方法が分からない
- 学習方法が分からない
- 英語がわからない
初心者の頃は、上記のような理由で挫折しがちです。一つずつ見てみましょう。
覚えることが多すぎる
プログラミング初心者の方で、やりがちなのは、参考書の内容を全て覚えようとすることです。
しかし、実際の現場で、参考書の内容を全て覚えているエンジニアはいません。分からないことがあれば、Googleで検索するので、文法を全て暗記している人は少ないです。
プログラミング学習は、受験勉強や資格の勉強と異なります。全てを覚える必要はありません。
大事なのは、分からなかったことを解決する自己解決力です。
エンジニアとして成長するためには、この自己解決力を養いましょう。なぜなら、技術は日々進歩し、それに合わせて仕様も変わるので、自分で解決しなければなりません。
しかし、初心者の頃に、自己解決するのはハードルが高いでしょう。
一番効率的なのは、プログラミングが詳しい人に聞くことです。
プログラミングが詳しい人は、自分で解決できる力があります。その人から、「どうやって解決するのか」を聞くのです。答えだけじゃなくて、解決するまでのプロセスを聞きましょう。そうすると、次に同じ問題が発生した時に、自分で調べて解決することができます。
プログラミングに詳しい友人や先輩がいたら聞きたいところですが、なかなか居ないですよね。
そんなときは、MENTA(メンタ)などのオンラインツールを利用しましょう。
MENTAは、オンラインでメンターを見つけることができるサービスです。
プロのプログラミング講師がいるので、自分に合う人を見つけて継続的に利用してください。
例えば、「JavaScript」を勉強しているなら、「JavaScript」で検索してください。次のようにJavaScriptに詳しい先生が出てくるので、自分に合いそうな人を見つけてみましょう。
- 参考書の内容を全て覚えようとしない
- 分からないことを調べて解決する、自己解決力が大事
- 自己解決力を養うには、プロから教わるのが効率的
上達している実感がないから
プログラミングを難しいと感じる理由の一つに、「上達している実感がない」があります。
プログラミング初心者の方で、やりがちなのは、「プログラミング学習サイトやプログラミング参考書をひたすらやる」ことです。
プログラミング学習サイトで、プログラミングの基礎を学ぶことは大事です。しかし、それだけで終わらせてはいけません。
プログラミングは、アプリやウェブサイト、プログラムを作るためにあります。
大事なのは、アウトプットです。
インプットだけの学習だと成長を実感しづらいでしょう。インプットだけやってきた人は、アウトプットを意識してください。
アウトプットすることによって、圧倒的に成長できます。なぜなら、アウトプットすると、知識の定着が格段に向上するからです。
例えば、Qiitaやブログに技術記事を投稿してみましょう。
アウトプットをする際に、必ずたくさんのことをインプットします。
そして、それを分かりやすいように書かなければなりません。その過程で、思考や知識の整理ができます。
実際に、アメリカ国立訓練研究所の研究によると、「他人に教える」というアウトプットは学習の定着率が一番良いとされています。
引用元: 「平均学習定着率が向上する「ラーニングピラミッド」とは?」
「アウトプットって言われても、何をしたらいいのか…」
という人もいるでしょう。
アウトプットするものは、何でもいいです。例えば、次のものを参考にしてください。
- ウェブサイト / LPの模倣
- Webアプリケーションの構築 (SNS、ECサイト、掲示板など)
- ブログ
- Qiitaの記事
- Mediumの記事
- OSSへのコミット
HTML&CSSを習得したかったら、ウェブサイトやLPを模倣する。
モダンなJavaScriptを習得したかったら、Reactを学習しつつ、シングルページアプリケーション(SPA)を作る。
Ruby on Railsを習得したかったら、TwitterライクなSNSを構築する。
プログラミングの基礎を学習したら、必ずアウトプットしてください。成果物ができれば、転職時のアピール、セルフブランディングの良い材料になりますし、何より、成長の実感を大きく感じられるでしょう。
プログラミングの習得には、時間がかかります。
プログラミングを始めて、実務レベルまでになるためには300時間必要だと言われています。Webエンジニアになるためには、プログラミング言語の知識以外にも、データベースやサーバーの知識、ウェブサイトの仕組みなどを理解する必要があります。
これら全てを、本だけのインプットでは習得できません。
アウトプットすることによって、効率的に学習できるのです。
- インプットだけで終わらせない
- 成長するためには、アウトプットを常に意識する
- アウトプットするのがプログラミング習得の近道
エラーの解決方法が分からない
プログラミングをしていると必ず、エラーが発生します。
このように、英語でエラーメッセージが出てくるので、初心者の方はビックリしてしまうかもしれません。
エラーの解決方法はGoogleで検索すると大体ヒットするのですが、私が初心者の頃は何が解決策かもわかりませんでした。
大事なのは、「全然分かんない!」となって、思考停止しないことです。必ず、解決方法はあります。エラーを解決できるようになれば、初心者を脱することができます。
「でも、どうやって調べればいいか…」
という人もいるでしょう。
エラーの解決は、次のステップで進めてください。
- エラーが出ていることを確認
- エラーが何を言っているのか確認
- エラーメッセージをGoogleで検索
- QiitaやStack Overflow に解決方法がないか検索
- Githubにissueがあるか調べる
- どうしても無理なら、誰かに助けを求める(メンター、Stack Overflowで質問してみるなど)
まずは、エラーメッセージを読みましょう。英語だからって拒絶してはダメですよ。エラーには必ず理由があるので、エラーメッセージを読めば、解決のヒントになります。
そして、そのメッセージをコピペして、Googleで検索しましょう。初心者の頃のエラーだったら、何かしらヒットします。
そのときに読むソースは、Qiitaがおすすめです。
Qiitaは、初級から上級まで様々な記事が投稿されています。大体の解決方法は載っていると思います。
また、Stack Overflowもおすすめです。同じように悩んでいる人が質問しているので、その解決策のコメントを確認しましょう。
- エラーメッセージで思考停止しないこと
- エラーメッセージをしっかりと確認すること
- エラーメッセージから解決方法を調べること
- どうしても無理なら、周りに頼る
学習方法が分からない
プログラミングを勉強したくても、「何から手をつければいいのか分からない…」という方は多いと思います。「とりあえず、本を買ってみたはいいけど実際にできるようになっているかは分からない」などの声も聞きます。
プログラミング習得には、効率的に学ぶ方法があります。
独学で自己流にやってしまうと、前述した習得時間よりも、もっとかかる可能性があります。
効率的に学習する方法は、記事の後半で紹介しますね。
- プログラミングには効率的に学ぶ方法がある
英語がわからない
プログラミングを難しいと思う人は、英語が苦手という人もいるでしょう。
プログラミングは基本的に英語で成り立っています。そのため、英語力はあった方がいいです。
しかし、プログラミングで使われている英語は簡単なものが多いです。中1レベルの文法で全く問題ありません。
実際、コードをきれいに書ける人は、シンプルな英語を使っています。
プログラミングするときは、英語力もあるといいです。
きれいなコードを書ける人は、分かりやすい英単語をシンプルに使います。https://t.co/EIQdKihyP4#プログラミング初心者 #プログラミング学習
— シロ (@savvycode) October 2, 2020
ここでいう英語力は、シンプルなものです。難しい文法や単語を知らなくて大丈夫ですよ。プログラミングで使う英単語を覚えるだけでも全然違います。
【プログラミングTips】
例えば、ユーザー情報をサーバーから取ってくるときは、「fetch」を使うといいと思います。
「get」でもいいんですが、非同期処理は「fetch」の方が英語園で多く使われている気がする。(個人の意見)#プログラミング初心者 #プログラミング学習 https://t.co/X2JEWe6MXv pic.twitter.com/tssyuFSH4t
— シロ (@savvycode) October 2, 2020
【プログラミングTips】
デザイナー向けですが、「デザイナーの英語帳」という本もいいと思います。
UI&UX周りの英語を学べます。
「fix」「tweak」「improve」「organize」とかよくコミットメッセージで使いますね。#プログラミング初心者 #プログラミング学習 https://t.co/X2JEWe6MXv
— シロ (@savvycode) October 2, 2020
- 英語はシンプルなものを使う
- プログラミングで必要な英語を少し覚えよう
プログラミングが難しいと感じる人は
それでも、プログラミングが難しいと感じる人は、「プログラミングを学べる環境」を持ちましょう。
独学だと、質問できる人も居ないし、自分で計画を立てるのも大変です。しかし、もしメンターが居たら、いつでも質問できますよね。
「メンターなんて周りにいないよ…」
という方も多いと思います。
そんな方はプログラミングスクールをおすすめします。
プログラミングスクールでは、プロのエンジニア講師がいるのでメンターとして活用できます。また、体系的な授業があるので計画的に学習を進めることができます。
例えば、TEC CAMPなどでは、学習時間内容が600時間分でメンターに質問し放題です。
プログラミングスクールは、最短でWebエンジニアになりたい人にはおすすめですよ。
効率的なプログラミング学習のポイント
プログラミングが難しい理由とその対処方法を見てきました。次は、プログラミング学習のポイントを見てみましょう。
効率的なプログラミング学習のステップは、次の通りです。
- プログラミング学習サイトでコードを書いてみる
- プログラミング本を読む
- 作りたいものを決める
- 作り方を知る
- 実際に作ってみる
大きく分けて、「基礎を学ぶ」、「実践を学ぶ」があります。
「基礎を学ぶ」では、まずはプログラミングに慣れましょう!
プログラミング言語を実際に書いて、どのように動くのかを知ることから始めます。
また、プログラミングの本で、「プログラミングとは何か」、「ウェブサイトの仕組み」、「アプリとは何か」について学びます。
この段階では、まだ完全に理解していなくても大丈夫です。
気負いせずに、「プログラミングってこんな感じなんだぁ」ぐらいの感覚で大丈夫です。
一番重要なのは、「実践を学ぶ」ステップです!
エンジニアは作ってナンボの世界です。
プログラミング力を上げたいなら、アウトプットを常に意識してください。
前述した通り、アウトプットすることによって、圧倒的に成長できるからです。
私の経験上、これは間違いないです。
ウェブサイトやLP、アプリなど何でもいいので、実際に何か作ってみましょう。
プログラミングはウェブサイトやアプリを作るためにあります。
ただプログラミングを学んだだけでは意味はありません。
ウェブサイトを作る過程でプログラミングをより理解することができます。
前述したアウトプットをもう一度見てみましょう。
- ブログ
- Qiitaの記事
- Mediumの記事
- Githubのソースコード
- OSSへのコミット
ブログやQiitaに技術系の記事を投稿するのはおすすめです。
アウトプットをする際に、必ずたくさんのことをインプットします。そして、それを分かりやすいように書かなければなりません。その過程で、思考や知識の整理ができます。
自分の成長にもなるし、アピールの材料にもなるので一石二鳥ですね!
これらの詳しい方法は、次の記事で紹介しています。具体的な方法があるので見てくださいね。
まとめ
この記事では、プログラミングが難しいと感じる理由とその対処法についてまとめました。
- 覚えることが多すぎる
- 上達している実感がないから
- エラーの解決方法が分からない
- 学習方法が分からない
- 英語がわからない
私も初心者の頃は、分からないことが多過ぎて挫折しそうになりました。
しかし、分からないながらも地道に続けていたら、いつの間にか出来ることが増えていきました。
周りの先輩や、友人のサポートがあったからだと思います。
初心者の頃に大事なのは、プログラミングが続けられる環境を持つことです。
メンターや、プログラミング講師が居る環境なら、分からないことを質問できます。
初心者の頃は、何かかもが難しくて見えて、嫌になってしまうかもしれません。一人だと挫折してしまうかもしれません。しかし、周りのサポートがあれば、続けていくことができます。
環境を整えることも大事な投資です。
途中で諦めてしまったら、もったいないですからね。
プログラミング学習に悩んでいる人は、この記事で紹介したことを意識して、行動してみてください。
皆さんがエンジニアになれるのを応援していますよ!