プログラミングを独学で始めるのに必要なものって？【現役エンジニアが解説！】

プログラミングを独学で始めるのに必要なものについて今日は紹介するよ！

プログラミングを始めたいけど、必要なものって何？
プログラミングって独学でできる？
おすすめのプログラミング学習サイトや本が知りたいな
プログラミングは何から始めたらいいの？

などの疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています！

IT人材の需要が高まっている昨今、プログラミングを始めたいという人も増えてきました。「プログラミングを独学で学びたいけど、何から始めたらいいの？」「必要なものって何？」など、疑問に思う人は多いでしょう。

この記事では、現役のフリーランスエンジニアが、プログラミングで必要なもの、プログラミングを始める前に知っておくべきこと、プログラミングの勉強法をご紹介します。

記事を読み終えたら、プログラミングを始めてみましょうね。

こんな人におすすめ

プログラミングに必要なものを知りたい人
効率的なプログラミング独学法を知りたい人

プログラミングの独学で必要なもの

プログラミングを始めるために、揃えるものは次の通りです。

パソコン・ネット環境
テキストエディタ
ウェブブラウザ

パソコン・ネット環境

プログラミング学習には、パソコンは必須です。

パソコンには、オペレーティングシステム(OS)というものがあります。普段、私たちが購入するパソコンは、「Windows」か「Mac」どちらかのOSになります。

どちらでもプログラミング学習は可能です。しかし、断然「Mac」にすることをおすすめします。

なぜなら、

「Mac」は現場で多く使われている
iOSアプリの開発ができる

という理由からです。

「Mac」は現場で多く使われている

Macのパソコンで使用している「macOS」の方が業務で使うことが多いです。

「macOS」は「Linux」というOSと似ています。

「Linux」は、サーバーで使うOSとしてよく利用されます。

「macOS」の操作ができると、「Linux」も使えるようになるので、サーバーの操作もできるようになります。

私も普段は、Macを使用しています。Web系の企業とお仕事させもらうことが多いですが、だいたい全ての現場で、皆さんMacを使用していましたね。

もちろん、Windowsでもプログラミングはできますが、特別な理由が無ければMacにすべきかと思います。

iOSアプリの開発ができる

「Mac」だと、iPhoneアプリの開発ができます。

iPhoneアプリの開発には、XCodeというツールを使用して、Swift、Objective-Cというプログラミング言語を使います。iPhoneアプリの開発を視野に入れている人は、Macを購入しましょう。

Macのおすすめのパソコンと、その理由はこちらで解説しているので、確認してくださいね。

プログラミング初心者におすすめのパソコンはMacBook Pro【これ一択】

プログラミング学習には、ネット環境も当然必要です。

一般的なwifiがあれば十分なので、無い方は用意しましょう。

まとめ

プログラミングにパソコンは必須
おすすめはMac
ネット環境も用意すること

テキストエディタ

プログラミングをするときに必要なものは、「テキストエディタ」です。

テキストエディタとは、テキストを編集するためのツールのことを言います。プログラミングをするときは、テキストエディタを使って、コードを書きます。

Wordやメモ帳との違いは？

テキストを書くだけなら、Wordやメモ帳アプリと何が違うのでしょうか。

Wordやメモ帳アプリとテキストエディタはその目的が違います。

Wordやメモ帳アプリはレポートや記事などの文章を書くことを目的としたツールです。

一方、テキストエディタはプログラミングのコードを書くことを目的としたツールです。

ツール	目的	どんなときに使うか
Wordやメモ帳アプリ	文章を書くことを目的	レポートや原稿を書くとき
テキストエディタ	コードを書くことを目的	プログラミングをするとき

テキストエディタには、プログラミングをするための機能が豊富にあり、コードを書くときのサポートをしてくれます。

Visual Studio Codeをインストールしてみよう

では、Visual Studio Codeをインストールして、どのようなものか見てみましょう。

次のリンクで、Visual Studio Codeの公式サイトへアクセスしてください。

参考ダウンロードVisual Studio Code公式サイト

ダウンロードページがあるので、Macをお使いの方は「Mac」を選んでください。

ダウンロードすると、「ダウンロード」フォルダに「VSCode-darwin-stable.zip」というファイルがあります。それをダブルクリックして開きましょう。

ダブルクリックして開くと、「Visual Studio Code」というファイルが出てきます。

このファイルをドラッグ&ドロップで「アプリケーション」フォルダへ移動させましょう。

最後に、「アプリケーション」フォルダにある「Visual Studio Code」を起動させてみましょう。

次のように起動されたら、インストールは完了です。

ウェブブラウザ

Webプログラミングで必要なものは、「ウェブブラウザ」です。

ウェブブラウザとは、皆さんがインターネットで検索するときに使うSafari（サファリ）や、Chrome（クローム）、IE(インターネット・エクスプローラ)、Microsoft Edge(マイクロソフト・エッジ)などのツールのことを言います。

特にこだわりがなければ、Googleが提供している「Chrome（クローム）」を使用しましょう。Chromeは、ウェブ開発をするためのツールや機能が充実しているため多くのウェブ開発の現場で使われています。

実際に、私もChromeを使って開発をしています。

Chromeをインストールしよう

では、Chromeをインストールしてみましょう。

まずは、次のリンクからChrome公式サイトへアクセスしてください。

参考ホームChrome公式サイト

ダウンロードボタンがあるのでクリックしてください。

「ダウンロード」フォルダに、「googlechrome.dmg」というファイルがあるので、ダブルクリックして開きましょう。

開くと次のような画面が出てきます。

Chromeのアイコンをドラッグ&ドロップで、「アプリケーション」フォルダに移動させてください。

移動が完了したら、「アプリケーション」フォルダに「Google Chrome」がインストールされたのを確認してください。

プログラミングを始める前に

プログラミングに必要なものが揃いましたね。では、次にプログラミングを始める前に抑えておきたいポイントを確認しましょう。

目的・目標を決めること
勉強する時間を確保する
正しい学習方法を知る

目的・目標を決めること

プログラミングスクールを始める前に、「プログラミングを学ぶ目的、目標」を考えてみましょう。

「エンジニアに転職したい…」

「プログラミングで手に職をつけたい…」

「フリーランスエンジニアになって自由な生活をしたい…」

など、目標を決めるとプログラミングを学ぶモチベーションを保つことができます。ただ漠然と勉強するよりも、自分がなりたい理想像をイメージしましょう。

例えば、「フリーランスエンジニアになって週3だけ勤務して、自由な生活を送りたい…」という人は次のようなキャリアが考えられます。

独学でプログラミング始めてみる
慣れてきたら、プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールの転職支援を受けて、都内のWeb系の会社に転職する
3年ほど勤めて、フリーランスとして独立する
フリーランスエンジニア専門のエージェントを利用して案件を確保する
安定してきたら、週3日稼働して、残りの時間は好きなことをする

このように、理想の働き方をイメージすると、具体的なプランが見えてきますよね。

具体的なプランが見えてくると、モチベーションが出てきます。モチベーションが出てくると、行動をします。

そして行動すれば、結果が出ます。

プログラミング学習は時間がかかります。実践レベルまでになるには、一般的に300時間必要と言われています。

しかし、しっかりと勉強すれば習得することができます。

私も未経験からプログラミングを勉強して、エンジニアになることができました。継続して学習すれば、ちゃんとエンジニアとしてのスキルを身につけることができます。

初心者の方は、まずはなりたい自分をイメージして、プログラミングを続けることを意識してみましょう。

まとめ

プログラミングを学ぶ目的・目標を決めること
目的・目標があれば、具体的なプランを決められる
具体的なプランがあると、モチベーションを保てる
モチベーションがあると、行動を起こせる

勉強する時間を確保する

プログラミングを習得するには、300時間かかるという話をしました。

就業している社会人や授業に忙しい大学生だと、学習する時間を割くのは大変だと思います。

しかし、プログラミングは毎日学習しないと身につきません。

朝の出勤前や就業後に1時間、または30分でもいいので勉強する時間を確保しましょう。休日は、3~4時間は確保して、午前中などにまとめて学習するのをおすすめします。

早起きすることで頭も冴えますし、午前中頑張った充実感から午後も有意義に過ごせますよね。

このように書くと「ちょっと難しいかも…」と思う方がいるかもしれません。

少しずつでいいので、毎日継続することを意識しましょう。いきなり、平日に4時間やれとは言いません。まずは、一日のうち30分を見つけて、プログラミング学習に充ててください。

正しい学習方法を知る

プログラミングの独学には、正しい方法で学習する必要があります。

初心者の頃にやりがちなのが、ひたすら本やプログラミング学習サイトをこなして満足してしまうことです。プログラミングに慣れるという意味では、プログラミング学習サイトなどはとても有効です。

しかし、それではプログラミングを本当に使いこなせるようにはなりません。プログラミングを使いこなすには、実践的な学習も必要です。

次の章で、具体的なステップを見てみましょう。

効率的なプログラミング独学方法

では、効率的なプログラミング独学のポイントを見てみましょう。

プログラミング学習のステップは、次の通りです。

STEP1

基礎を学ぶ

プログラミング学習サイトでコードを書いてみる
プログラミング本を読む

STEP2

実践を学ぶ

作りたいものを決める
作り方を知る
実際に作ってみる

大きく分けて、「基礎を学ぶ」、「実践を学ぶ」があります。

「基礎を学ぶ」では、まずはプログラミングに慣れましょう！

プログラミング言語を実際に書いて、どのように動くのかを知ることから始めます。また、プログラミングの本で、「プログラミングとは何か」、「ウェブサイトの仕組み」、「アプリとは何か」について学びます。

この段階では、まだ完全に理解していなくても大丈夫です。気負いせずに、「プログラミングってこんな感じなんだぁ」ぐらいの感覚で大丈夫です。

一番重要なのは、「実践を学ぶ」ステップです！

エンジニアは作ってナンボの世界です。

プログラミング力を上げたいなら、アウトプットを常に意識してください。

なぜなら、アウトプットすることによって、プログラミング力を圧倒的に上げることができるからです。

私の経験上、これは間違いないです。

ウェブサイトやLP、アプリなど何でもいいので、実際に何か作ってみましょう。

プログラミングは、ウェブサイトやアプリを作るためにあります。

ただプログラミングを学んだだけでは意味はありません。ウェブサイトを作る過程でプログラミングをより理解することができます。

プログラミングの基礎を学習したら、必ず成果物を作りましょう。成果物ができれば、転職時のアピール、セルフブランディングの良い材料になりますし、何より、成長の実感を大きく感じられますよ！

その他にもアウトプットするものは、何でもいいです。

ウェブサイト・LP
TwitterのようなSNSサイト
ECサイト、ニュースサイト
ブログの運営
Qiitaの記事
Mediumの記事
Githubのソースコード
OSSへのコミット

特におすすめなのは、ブログやQiitaに技術系の記事を投稿することです。

記事を書く際に、必ずたくさんのことをインプットします。そして、それを分かりやすいように書かなければなりません。

初心者の頃は、初心者目線で「分からないこと」と「理解したこと」をまとめるといいです。同じような疑問を持った人もいるし、自分の理解や思考の整理にもなります。

【プログラミングのアウトプットの仕方】

例えば、JavaScriptを学習したかったら次のようなステップ。

1. 本を2-3冊買って読む
2. その本を参考に、Qiitaやブログに記事をまとめる。(分からない人に説明するように)

まとめ方は以下みたいに文法ごとにまとめるのがおすすめhttps://t.co/4ApVhEaPXh

— シロ (@savvycode) September 25, 2020